会計基準と制度の
理論と実態を研究
国際化・多様化する社会における会計基準や制度など、企業会計の在り方を理論的・実践的に研究する。
研究キーワード:財務会計/監査論/簿記/ファイナンス
博士(経営学)
2020年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程を修了、博士(経営学)を取得。神戸大学研究員を経て、2020年11月より岡山理科大学経営学部助教。
私が行っている研究は、「実証会計研究」に分類されます。これは会計事象を対象に、現状がどのようになっているのかを統計的手法を用いて実証的に解明することを目的とした研究です。特に私が研究しているのは、「企業が内部監査を行うことが、財務情報の信頼性にどのような影響を与えるのか?」というものです。企業は、外部の利害関係者へ自身の成績ともいえる財務情報を自ら作成し公表するので、その信頼性が高いかどうかは情報利用者にとって重要な問題です。そこで、情報の信頼性を担保あるいは高める仕組みが色々存在します。そのうちの1つが、内部監査です。しかし、本当に内部監査は財務情報の信頼性に影響を与えているのか?与えているのならば、どのような影響なのか?ということを研究しています。