湯下先生に、ゼミのお話を聞いてみました
Q.ある一日のゼミについて、どのような内容・雰囲気だったかご紹介下さい。
A.ゼミ生3名が来て、それぞれの卒業研究の進捗状況の報告を行い、教員にアドバイスを求めました。それぞれに対しアドバイスを行い、次回までにクリアすべき課題を挙げて終わりました。
Q.普段のゼミでどのこうなことを行われていますか。
A.春学期は、秋から本格的に取り組む卒業研究に向けて基本的な会計学の知識を習得するべく、教科書を一冊輪読しました。具体的には担当者が、担当の章についてレポートをまとめ、教師役になって他のゼミ生に授業を行うというスタイルで進めました。
秋学期からは、個別面談方式をとり進めています。個別面談を行い、卒業研究の進捗状況を確認するとともに、内容に関し議論をし、アドバイスを行っています。
Q.オンラインでゼミを行っている(いた)ことで、対面とはどのような点で違いがあるでしょうか。
A.2021年の春学期はオンライン形式でゼミを行いました。オンライン形式は、対面とは異なり同じ物理的空間に居ないこともあり、コミュニケーションをとるのにやや難しさはあったかと思います。しかし、発表者の発表に集中できるといった利点もありました。
Q.高校生に対して、大学のゼミでは何を学べるのか、ご紹介をいただけますか。
A.高校までは、与えられた課題に取り組むだけでよかったですが、大学のゼミでは課題そのものを自分で設定する必要があります。そのため、大学のゼミで学ぶことで、今起きている事象の何が問題なのか、どうすれば解決できるのか、と考える力が付くと思います。
Q.最後に、本学科の三年生に対して会計学研究室についてご紹介をいただけますか。
A.湯下研究室は3年生4名と、4年生6名で構成される小規模な研究室です。3年ゼミ生(4名)は、イノベーションラボの活動で、表町商店街活性化について、また4年ゼミ生(6名)は卒業研究にとそれぞれ取り組んでいます。特に4年生は卒業研究で、様々な社会の出来事が企業に与える影響について、会計学という切り口から分析することにそれぞれ挑戦しています。
湯下先生、それからゼミのみなさん、研究室紹介にご協力いただきありがとうございました。