イノベーション・ラボ

イノベーション・ラボ(課題解決型ラボ)

マーケティングやデータサイエンスを武器に、
企業・自治体・団体等とコラボレーションし課題解決を行う
課題解決学習(=PBL:Project Based Learning)

1年次及び2年次で学んだ経営学やデータサイエンスに関する知識や技術を駆使して自分のものにするのが、3年次での演習科目「イノベーション・ラボ」です。この「イノベーション・ラボ」では、以下に示す目的の下、実際のビジネスの現場が抱える課題解決に取り組んだり、データ分析やフィールドワーク調査等を通じて浮かび上がってきた課題に対する解決策を策定・提案したりするなど、リアルなビジネスにおける本物の課題解決を体験していきます。

イノベーション・ラボの目的

問題提起→現場実習→課題解決→結果発表

イノベーション・ラボの特徴

特徴01 学生が主役のプログラム

Project Based Learningである「イノベーション・ラボ」では、7~8つのプロジェクトが1年を通して開設されます。各プロジェクトはゼミと一体となっており、1つのプロジェクトには1~3つのゼミがラボを形成し、課題解決にあたります。学生は自身の興味・ 関心に従って、プロジェクト=ゼミを学年の始めに選択します。すなわち、3年次に、ゼミに所属するとともに、ゼミとしてプロジェクトにかかわっていきます。ラボでは、提携先のパートナー企業から担当者が派遣され、そこに本学の担当教員(=ゼミ教員)が加わり、指導や助言を行っていきますが、課題解決に向けた決まったルールがあるわけではありません。ラボのメンバーで話し合い、意思決定して取り組みます。目標設定、進行計画の計画立案、役割分担、研究方法、プレゼンなど、学生自身の自発的な行動と判断で、課題解決を行っていきます。

特徴02 大手企業・地元企業との本気のコラボレーション

学外の団体との「イノベーション・ラボ」のテーマは、日本を代表する企業や県内を代表する企業および自治体などから持ち込まれ、その課題解決を企業、自治体と共に進めていきます(パートナー企業・自治体の一覧は,下記の「参加企業」で見てください)。企業や自治体が抱える「現実の問題や課題」に挑み、学生が「本気」で経済的付加価値を創造することをねらいとしています。 商品やサービスを提供する側の視点を学ぶと同時に、働くということを考え、将来の職業選択にも活かしていきます。

特徴03 経営学科専任教員による学術的サポート

各ラボのテーマに応じて、実務経験や専門知識をもった専任教員が、学生と一緒に課題解決に取り組みます。学生の発想や提案を最大限に広げ、それぞれの分野での取り組みを学術的に、ときには専門的にサポートします。ゼミと一体となっていますので、4年次になると、卒業研究を念頭に、プロジェクトの継続や新たな課題への挑戦など、より学術性の高い研究として取り組みを続けていきます。

これまでの「イノベーション・ラボ」(3年次必修科目)

2022年度の「イノベーション・ラボ」・・・ ⇒ 10のラボ活動(詳細はこちら)

  • 健康・福祉・スポーツでSDGsを考えるラボ(アリオ倉敷、岡山シーガルズ)
  • スポーツデータサイエンス&マネジメントラボ(ファジアーノ岡山及び本学サッカー部をはじめとしたスポーツ関連組織)
  • データサイエンス・ラボ(外部団体主催データ分析コンペティション参加型)
  • 私たちのメディアを創るラボ(メディアラボ)(山陽新聞社)
  • おかやまの未来について大学生世代の声をかたちにしていくラボ(協同組合岡山情報文化研究所(ビザビグループ))
  • 表町商店街活性化ラボ(岡山市表町商店街)
  • 学生の力で児童の金融リテラシーを高めるラボ(岡山市大学生まちづくりチャレンジ事業・おかやま信用金庫)
  • 学生が“社会にいいこと”をするラボ(中国銀行、山陽新聞社)
  • 地域活性化に真面目に楽しく取り組むラボ(真庭市湯原振興局)
  • 若者が楽しく体験できる岡山城下町を創造するラボ(岡山商工会議所、おかやま桃太郎まつり運営委員会他)

2021年度の「イノベーション・ラボ」・・・ ⇒ 8つのラボ活動(詳細はこちら)

  • 学生が“社会にいいこと”をするラボ(株式会社中国銀行、株式会社山陽新聞社)
  • 住み続けたいと思える岡山市の未来創造拠点をつくるラボ(協同組合岡山情報文化研究所)
  • スポーツ×データサイエンス×マネジメントラボ(岡山県内を中心としたスポーツチームやスポーツ関連組織)
  • 地域活性化に真面目に楽しく取り組むラボ(真庭市湯原振興局)
  • 表町商店街活性化ラボ(協同組合連合会 岡山市表町商店街連盟)
  • 私たちのメディアを創るラボ(株式会社山陽新聞社)
  • 赤磐市・和気町・備前市3市町の観光まちづくりラボ(東備広域観光連携協議会(赤磐市・和気町・備前市))
  • データサイエンス・ラボ(外部団体主催データ分析コンペティション参加型)

2020年度の「イノベーション・ラボ」・・・ ⇒ 7つのラボ活動(詳細はこちら)

  • 若者が集まる場の創造ラボ(協同組合連合会岡山市表町商店街連盟)
  • SDGsラボ(株式会社ありがとうファーム、岡山市身体障害者福祉協会、一般社団法人コミュニティラポール、クラウドファンディングにご支援くださった皆さま)
  • 学生が“社会にいいこと”をするラボ(クラウドファンディング)
  • 私たちのメディアを創るラボ(株式会社 山陽新聞社)
  • スポーツで地域を元気にするラボ(株式会社読宣岡山)
  • 吉備中央町を元気なまちNO.1にするラボ(岡山県中山間地域振興課、吉備中央町、都市創造推進チーム)
  • 赤磐市のまちづくりラボ(赤磐市,山陽団地住民の方々)

2019年度の「イノベーション・ラボ」・・・ ⇒ 7つのラボ活動(詳細はこちら)

  • 未来動物園を考えるラボ(株式会社 池田動物園)
  • 若者が集まる場の創造ラボ(協同組合連合会 岡山市表町商店街連盟)
  • エシカル消費を根付かせるラボ(岡山市など *)
  • 引退競走馬で地域を元気にするラボ(認定NPO法人サラブリトレーニング・ジャパン/吉備中央町)
  • 私たちのメディアを創るラボ(株式会社 山陽新聞社)
  • クリエイティブを形にするラボ(株式会社 読宣&株式会社 電通)
  • 会計ファイナンスの「力」ラボ(玉島信用金庫)

* 岡山市市民生活局市民生活部生活安全課消費生活センター/消費者庁・国民生活センター「消費者行政新未来創造オフィス」/市民協働局市民協働部ESD推進課/株式会社ありがとうファーム/Jam tun/岡山フェアトレードの会

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