社会の中で相互に作用しあう
人の心を科学する
調査や実験によって取得したデータの分析を通して、社会的場面において互いに 影響を与えあう人の心のはたらきや行動を理解する。
研究キーワード:対人コミュニケーション/社会的影響/社会的スキル
博士(人間科学)
2012年、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程を修了し、博士(人間科学)の学位を取得。東北大学電気通信研究所産学官連携研究員、東京農工大学大学院工学研究院特任助教を経て、2018年度より岡山理科大学経営学部准教授。
社会心理学では、私たちが社会で暮らす中で抱く素朴な疑問や問題意識を出発点として、「なぜ」、すなわち人はどのような社会的な行動をとり、そこにある法則を解明する学問です。その際に、重要となってくるのは、検討したい「なぜ」について、適切な手順、適切なデータの収集方法、適切な分析の手法を選択することです。
これまで、説得と対人コミュニケーションを研究キーワードとし、人が説得しようとする時の行動、人が説得される要因について研究してきました。この研究を拡張することは、商品やサービスの提供者が消費者にアプローチする際やその逆の場合にも役立つと考えられます。また、説得場面のみにとどまらず多様な場面における人の心のはたらきと行動に疑問を持ち、その行動や心理メカニズムを解明するために実験、調査、観察などによってデータを収集し、分析を行っています。
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‘Whether you believe you can do a thing or not, you are right.’