国際社会における政治と経済の
相互作用について研究
経済のグローバリゼーションと各国の政治との相互作用に注目。グローバル企業が国際関係に与える影響について考察を深める。
研究キーワード:経済安全保障/デュアルユース技術/輸出管理制度/グローバルサプライチェーン/米中デカップリング
博士(国際関係学)
立命館大学大学院国際関係研究科博士課程後期課程満期退学。その後、2006年に博士(国際関係学)の学位を取得。国際日本文化研究センター機関研究員などを経て、2011年度より岡山理科大学総合情報学部講師、准教授、2017年度より経営学部准教授、2022年度より教授。
国際政治経済学とは、国際関係における政治と経済の相互作用を分析の対象とする学問ですが、その中でも私はテクノロジーと安全保障をめぐる問題について研究しています。
近年注目される米中対立の背景には,次世代の経済や軍事の中核要素となる「新興技術」をめぐる競争の存在が指摘されます。
中国の技術力の台頭に警戒する米国は,同盟国や友好国も巻き込み,ハイテク領域において中国を切り離す「デカップリング」を模索しています。
こうした米国の呼びかけに日本はどのように応じるべきでしょうか。確かに米国は日本の同盟国ですが,同時に中国は最大の貿易相手国でもあります。
私の研究は経済の論理と安全保障の論理が交錯する,このような問題を対象としています。
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最近,息子たちが遊んでくれなくなったので,一人でできる趣味を模索中です。