経営組織研究室

渡辺先生に、ゼミの様子を聞いてみました

Q.先生のゼミでは、どのような指導をされる予定でしょうか。

A.卒業論文のテーマをしっかりと作ることがまず大切なので、テーマとなるものをゼミの仲間や学外の人々とディスカッションしながら探します。この探すプロセスで色々な人に出会えることが楽しくて刺激的です。今年は既に、メガバンク、広告代理店、地方自治体、飲食業界、音楽イベント主催者といった人たちに、リアルやオンラインで、会いました。そして、論文の柱となる理論を学ぶことも大切です。私のゼミでは、世界の経営学で主流の1つとなっている経営資源理論をゼミ全員で学びます。経営資源理論は、組織作りや戦略実践は、自分たちが持っている経営資源(人材、能力、情報など)を分析することから始まるのだ、ということを教えてくれます。

Q.先生のゼミで大切にしていることは何でしょうか。

A.仲間や学外の人々とわいわいやりながら、ゼミのメンバー1人1人が、自分独自の卒業論文のテーマを作ることです。そのテーマの中には、メンバー自身の経営資源、つまり自分が好きなこと、得意なこと、挑戦したいことが入っていて、それらは全部、社会人になってどんな仕事をしたいのかにつながると思います。自分が描く1年先の自分の姿、5年先、20年先を想像して、好きなことをどう仕事につなげるのか。そんなことを考えながら研究します。また、今のメンバーは、自分が育った街が大好きというメンバーが多いのですが、こういう気持ちも研究と仕事にはとても大切だと考えます。

Q.最後に本学科の3年生の学生に対して、経営組織研究室についてご紹介をいただけますか。

A.ゼミのメンバー1人1人が主体となり、自分独自の研究をする。仲間の話を聞く。色々な人に積極的に会って話してみる。研究プロセスを真剣に楽しむ。そんなメンバーを、私も含めて、ゼミ全体でサポートします。

 

渡辺先生、研究室紹介にご協力いただきありがとうございました。

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