経済学研究室

高橋先生に、ゼミの様子を聞いてみました

Q.先生のゼミでは、どのような指導をされる予定でしょうか。

A.私たちの研究室は、「地域経済」の活性化と様々な地域経済主体の協働による「地域経営」の研究が主なテーマです。ゼミ生は、卒業論文の執筆に向けて、地域開発・地域経営の論文を輪読し、その中で、自分の関心のあるテーマと研究課題を絞りこんでいきます。また、データ分析手法も同時に習得し、地域統計情報の解析にも挑戦します。地域経営の実態は、現地での調査が必須であるため、実際に現地を訪問し、地域活性化を進めるリーダーへのインタビュー調査や、地域住民へのアンケート調査もおこないます。

Q.先生のゼミで大切にしていることは何でしょうか。

A.何事にも前向きに取り組むことです。いろいろなことに関心や疑問を持ち、様々な人の意見に耳を傾け、気になるところには足を運び、率先してアイデアを出す。勇気を出して一歩踏み出したときに様々な成長があると考えています。私たちの研究室でのゼミ活動を通して、卒業の際に、より成長した自分を感じてほしいと思います。

Q.最後に本学科の3年生の学生に対して、経済学研究室についてご紹介をいただけますか。

A.皆さんが生まれた頃から、日本は成長が鈍化し、特に地方経済は大きく疲弊しています。しかし地域には、この困難をものともせずに努力とアイデアで地域を活性化させる、イノベータの方々がたくさん活躍されています。私たちのゼミは、イノベータの方々を支援し、地域経済を発展させるためには何が必要かを研究しています。 ゼミでは、地域活性化の実態を知るために実際に地域に訪問したり、調査をおこなったりします。大学内の机の上での研究だけでなく、地域課題を現地に訪れ体感し、解決策を探るアクティブな研究がゼミの特徴です。 ゼミ生と一緒に、次世代の持続可能で豊かな地域づくりに研究室は貢献していきたいと考えています。

 

高橋先生、研究室紹介にご協力いただきありがとうございました。

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