竹本　悠華

高校時代

受験にあたって悩んだことは？

自分が将来したいことが明確に決まらず、学部・大学選びに迷いました。受験申込期限の直前に進路変更をしたりと、両親や当時の担任の先生は困惑していたと思います。ですが、振り返ってみても理大に進学して良かったと思っています。

経営学部を選んだ理由は？

最初は高校の担任の先生に勧められたのがきっかけです。高校で配られた理大経営学部の小冊子を見て、マーケティングについて興味を持ちました。

大学時代

大学生活のエピソードを教えてください

課題解決型学習(PBL)イノベーション・ラボがとても印象に残っています。クリエイティブを形にするラボに所属し、理経女子(理大経営学部女子)にスポットライトを当てた、ファッション雑誌風のパンフレットを作成しました。経営学部の課題を探り、解決するにはどうしたらよいかを考え、コンセプトを決めるまでの過程や、作成時にも大変なことはありましたが、完成した時は達成感でいっぱいでした。

所属ゼミを選んだ理由は？

山口教授の講義がとても面白かったため、1年生の頃から絶対に山口ゼミに入りたいと思っていました。

ゼミではどんなふうに指導を受け、研究をしていきましたか？

研究をすることが何の役に立つのかなど、卒論のテーマ決めからご指導いただきました。研究のオリジナル性を出すためにアンケート調査をおこなうのはどうかと助言をいただき、女子大学生を対象としたアンケート調査を実施し仮説の検証をおこないました。また、山口教授から「いい加減にやれば言い訳ばかり。中途半端にやれば愚痴が出る。一生懸命やれば知恵が出る。」という言葉を頂き、今も心に残っています。振り返ってみると、言い訳や愚痴をこぼした時は、自分で真面目にやってるつもりになっているだけでした。山口教授に厳しくもあり優しくもあるご指導いただいたおかげで、研究発表はとても納得のいく結果となりました。

卒論のテーマは？

「化粧品市場にみる消費者の購買行動に関する研究」をおこないました。オンライン消費が進むことが難しいとされていた化粧品が、AIなどのデジタル技術が進歩したことで、以前に比べてオンライン消費が進んでいるのではないかという仮説を立て、女子大学生を対象としたアンケート調査を実施しすることで検証していきました。

経営学のおもしろさとは？

身近な学問だからこそ、教科書で紹介される事例が自分達の知っている企業の取り組みばかりで、企業側の狙いを知り、学べることに面白さを感じていました。

就活はどんなふうに進めていきましたか。そのときの学科や大学のサポートはどうでしたか？

説明会に積極的に参加しました。学内の就活セミナーで「自分のこと知らなかった魅力があるかもしれないから、関心のない職種でもまずは説明を聞いてみることが大切」だと学びました。現在働いている職場は、就活前に志望していた職種とは違いましたが、自分の興味関心のある職種に囚われず説明会に出向いたからこそ出会えたので、就活セミナーのおかげです。また、キャリア支援センターを積極的に活用し、エントリーシートの添削をして頂きました。内定をいただいた企業が複数あり、迷ったときにも助言をいただき、とても親身になってくださったこと感謝しています。

就活でのエピソード

課題解決型学習(PBL)イノベーション・ラボの経験が役に立ちました。答えのない課題の解決策を導き出し、それを行動に移した経験は、他の就活生と差をつけられたのではないのかなと思っています。PBLの話を面接ですると、企業の方も興味を持ってくださって深掘りして質問していただけました。

いま

現在の会社での仕事内容

事務処理や、支店からの問い合わせの回答をおこなっています。

ゼミや大学での経験で、現在の仕事で生かされていること

ゼミ担当である山口教授から、社会人としてあるべき姿や考え方、ビジネスマナーなど多くのことを学びました。また、全学部の共通科目であるキャリア教育の講義では、文書やメールの書き方などの基本的なビジネスマナーを学ぶことができ役立っています。

最後に

経営を目指す後輩たちに一言

大学や学部選びに迷う人もたくさんいると思います。私もそうでしたが、理大の経営学部を卒業して心から良かったです！マーケティングとデータサイエンスどちらも学ぶことができ、理系大学にある文系学部だからこその強みだと思っています。また、経営学部には優しくて面白い先生方がたくさんいらっしゃるので、学びのある楽しい講義を受けられると思います。理大、経営学部に進学して実りのある充実した学生生活を送ってください！！