キャンパスライフ

リーダーシップ・チャレンジin サイパン(オンライン)に参加してみて

2022/05/19

皆さんこんにちは!

Orientation Conductor Unit*(通称オリター)、3年の吉村 晃一郎です。

私は、この春休み(3月1日〜3月10日)西日本学生リーダーズ・スクール(UNGLが主催している
リーダーシップ・チャレンジ in サイパン(以下、サイパン研修)にオンラインで参加しました。
西日本学生リーダーズ・スクール(UNGL)とは、西日本にある約20校の国公私立大学による連携事業であり、学生のリーダーシップを育成するため、様々な企画の立案・運営をしています。今回のこのサイパン研修もその一環で実施されたもので、UNGL加盟校である5つの大学から約40名及び教職員が参加しました。

サイパン研修は、大学生がサイパンの小・中学校での教育経験を通じてリーダーシップやコミュニケーションについて学ぶプログラムです。

岡山理科大学からは、昨年度の秋学期からスタートした岡山理科大学リーダーズ・スクール(RLS)の修了生9名(オリターからは4名)が参加しました。各々が他大学の学生から刺激をもらい、自分自身をより高いレベルに成長させるためにこの研修に挑みました。



さて、私がこのサイパン研修で学んだことや気づいたことは2つあります。

1つ目は、チームのメンバー全員で徐々に仲を深めていき、チームの目標達成のためにチーム一丸となりタスクに取り組めば、チームとして大きな成果が上がるということです。
このオンライン研修では、初対面の他大学の学生とチームを組み、目標達成に向けて取り組んでいくということで、私自身も最初は遠慮してしまい、最初の活動の頃はあまり発言などができていませんでした。ですが、チームで授業計画を練っていったり、動画の作成をしたりしていく中で、徐々に仲が深まっていき、チーム感が出てきました。そして、授業実施日が近づくにつれ、チームのみんなが本気で自分のすべきことに取り組み、授業の本番ではサイパンの子どもたちに楽しみながら学んでもらえて成功を収めることができました。

2つ目は、人は成長や変化したいと思ったことに対して、具体的なアクションを考えて日々の行動を変えていくことで、新しい自分に出会えるということです。
私は、発表やプレゼンの際に人前で堂々と話すことと、ミーティングの際に自分の意見や思ったことを自分から積極的に発言するのが苦手でした。そのため、研修の始めに私はサイパン研修終了時には、発表をする際などに自信を持ってプレゼンできるようになりたい、ミーティングの時に、遠慮せずに自分の意見をきちんとチームのメンバーに伝えられるようになりたいという2つの大きな目標を掲げました。この2つの目標を達成するために、私は具体的なアクションとして、声のトーンを1段上げて発表することと、怖がらずに話が自分に振られる前に自分の意見を発言するというように設定しました。そして、研修中にこのアクションを常に意識してチャレンジしたことで、少し自分を変えられたのではないかと感じました。それは、人前で発表することと、ミーティングで自分の意見を積極的に伝えることに対しての苦手意識が少し払拭できたと感じたからです。



私は、サイパン研修の他にもこれまでにRLSやリーダーズ・サマースクールでリーダーシップについて学んできて、リーダーシップはチームのメンバー全員が発揮できるものだと学びました。なので、今所属している集団や組織でチームで必要とされている行動をして、チームにプラスの影響を与えていきたいと思いました。

このサイパン研修で得た経験や新しい学びを忘れず、今後の残り2年間の大学生活を過ごしていきたいと思います。

* オリエンテーションコンダクター(オリター)・ユニットについて
経営学科の学生有志によって構成されるオリター・ユニットは、オープンキャンパスをはじめとする学科のさまざまな行事の企画・運営、また新入生の大学生活のスタートを支援する活動などを通じて、参加する学生のリーダーシップを涵養することをミッションとしています。2018年度に設立され、現在では1年次生から3年次生の経営学科生がオリターとして活躍しています。

このページのトップへ