キャンパスライフ

UNGLサマースクールに参加して

2023/10/04

皆さん、こんにちは。
経営学部経営学科2年の柳田優稀美です。

私は今回、西日本学生リーダーズ・スクール(UNGL)が主催している学生リーダーズ・サマースクール(以下、サマースクール)に参加しました。UNGLとは岡山理科大学を含む約20大学からなる共同教育推進事業で,学生のリーダーシップを体系的に養うことを目的としたプログラムを運営しています。今回、理大からは私を含め8名が一般参加者として,そして6名が学生企画スタッフとしてこの活動に参加し,23(8/31~9/2)の中で、普通に生活をしているだけでは体験できない貴重な時間を過ごしてきました。

素敵な仲間と共に過ごしてきたこの3日間、私は学んだもの・得られたものが2つあります。

まず1つ目は隣に目線を向けるということの大切さです。
これは特に私個人として得られたことだと思います。このサマースクール中、私がメンバーを引っ張っていく立場だと認識しており、「私がやらなきゃ」という考えになってしまっていました。何か代表を決めるときや、発表の始まりなど気まずい空気や沈黙を避けようとしてしまう私は「やります」とすぐに進んでいました。
後のリフレクションで私について改善すべき点を他のメンバーから話してもらうとき、「何か決め事をするときにできる沈黙はやりたくなかったわけではなく、周りの人もやりたいかもしれないと思い、様子をうかがっていた」「もっと私たちを頼っても良かったよ」という意見が出てからやっと自分がメンバーに視野を向けることができていないことに気付きました。何事も自分で進めて行くのではなく、周りに仕事を分担することも大事なコミュニケーションであり、チーム活動だと考え直すことができました。

2つ目はリフレクションの重要さです。
先ほどの1つ目に挙げた中にもありましたが、自分の言いたいことを仲間に言えるという環境は当たり前に思えて、非日常を強く感じた要素でもありました。言いたいことを言えずにため込んでしまう私にとっては特に重要だと感じました。お互いに言いたいことを言い合って、それを自分の反省点として受け止めたり、活動の中で生まれていた勘違いを説明によって解きほぐしたり、どれも大切なことのはずなのに日常生活の中では難しいことばかりです。それができたからこそ活動内容にはつらい試練もありましたが、「楽しかった」「帰りたくない」という感想が出るほどストレスフリーな環境で過ごせたのだと感じます。

このサマースクールでは、不安や葛藤、疲労や限界など、自分との戦いもあり、仲間との戦いでもあり、チーム同士での戦いもありました。参加してから得たこの気持ちは参加した人にしかわかりません。様々なアクティビティを通して、非日常的な環境で過ごして言えるのは成長に限界はないということです。「サマースクールに参加しただけで成長できたわけではない」と活動最後のレクリエーションで学びました。サマースクールで得たものは成長するための材料です。「今」を大切に、大学生にしかできないことにこれからも挑戦していこうと思っています。そして自分が想像していないところまで成長することを目標に、失敗と挑戦を繰り返していこうと思います。

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