キャンパスライフ

経営学科1期生による「卒論発表会」が開催されました

2021/02/23

経営学科1期生による「卒論発表会」が2021年2月10日(水)に行われました。

ゼミに分かれて、卒業研究の開始

第1期生が入学してはや4年、3年次の「イノベーション・ラボ」でのPBLとそれまでのPBLに向けた各種学習を修了し、4年次生になった今年度、17の研究室に分かれて、卒業研究が始まりました。

卒業論文の提出

経営学科の卒業研究は、春学期「卒業研究Ⅰ」、秋学期「卒業研究Ⅱ」と分かれています。両方必修です。「卒業研究Ⅰ」では、学期の終わりに、自分のテーマに基づいて行った研究内容をA4版5ページ以上の報告書としてまとめ、大藪学科長に提出しました。いわゆる中間報告ですね。締切は、8月7日の17:00でした。
「卒業研究Ⅱ」では、研究成果を卒業論文に仕上げ、卒論発表会で発表をします。卒業論文は仕様や体裁が決まっています。A4版1ページ40字×30行の10枚以上(表紙および図表,参考文献含む)で、執筆にあたっては,書式などが指定された「卒業論文フォーマット(要旨)」、「卒業論文フォーマット(表紙)」、「卒業論文フォーマット(本文)」を用います。できあがった論文は、クリアホルダーで製本して提出します。提出締切は、1月27日(水)17:00でした。学生のみなさんは、人生で一番忙しい年末年始を送ったのではないでしょうか。

そして、卒論発表会

卒業論文を提出したら、休む暇なく、それを基にパワーポイントファイルの作成にかかります。「卒論発表会」の準備です。・・・そして、本番。

発表会は、2月10日(水)でした。

17のゼミが5つの会場に分かれて、研究成果を発表します。場所は、岡山理科大学A1号館の下記の教室です。
 A0122講義室 (A会場)・・・八木ゼミ、山形ゼミ、志野ゼミ、水谷ゼミ (26発表)
 A0123講義室 (B会場)・・・森ゼミ、黒田ゼミ、横山ゼミ (22発表)
 A0124講義室 (C会場)・・・川島ゼミ、大田ゼミ、松村ゼミ (24発表)
 A0126講義室 (D会場)・・・宮脇ゼミ、張ゼミ、村松ゼミ (23発表)
 A0132講義室 (E会場)・・・山口ゼミ、鷲見ゼミ、大藪ゼミ、南川ゼミ (26発表)
開会式や閉会式は、三蜜を避けるために、各会場ごとに行いました。

会の運営は、各会場のゼミ代表者が行いました。卒業学年のチューターであり、学部長の山口先生とその代表者たちが8:40から打ち合わせを行い、そして発表会の開始です。

それぞれの会場で、開会式を9:10~9:20で行った後、いよいよトップバッターから発表です。1発表10分です。大体7分でしゃべり、残りは質疑応答です。
A会場26発表、B会場22発表、C会場24発表、D会場23発表、E会場26発表の計121人が発表に臨みました。
プログラムは、こちら(経営学科令和2年度(第1期生)卒業論文発表会)にあります。
それぞれの発表では、研究のポイントを絞り、図や表、アニメーションなどで工夫し、わかりやすい説明を心がけていました。

発表が終わると、質疑応答。この時間が最も緊張するとき。研究内容の質問に加え、研究の方法などについてのアドバイスもあります。質問されたくないという気持ちはよくわかりますが、実は、厳しい質問ほど、内容が優れているということ。やはりしっかり回答した研究は、立派に見えます。

1つの発表が終わるごとに、教員は、発表内容や態度をルーブリック形式で評価します。当然、卒業研究Ⅱの成績に反映されるので、この点でも緊張です。

閉会式は、それぞれの会場の全発表が終わるごとに行われ、全会場、15:00には終了しました。

無事終了、そして社会へ

コロナがなければ、この日の夜は、街に出て打ち上げなのですが、さすがにそこは自粛。それでも、自分の出来に不甲斐なさを感じ、他の研究に感心しながらも、充実した日々を振り返り、感慨深いものがあったと思います。よく言われるように、卒業研究で得たノウハウは社会に出て役立つわけで、経営学科の教員もそういった指導に力を入れてきました。学生のみなさんもそれに応えた研究の1年であったと思います。PBLとともに卒業研究によって得た力をこれからも遺憾なく発揮してほしいと思います。

3月20日、今年度は、規模は縮小されますが、学位記授与式は執り行われます。その後は、それぞれの道で、経営学科での4年間の経験をしっかり生かしてがんばってほしいと思います。お疲れさまでした。

(文:森 裕一、写真:横山ひとみ、川島 聡、森 裕一)

このページのトップへ