キャンパスライフ

イノベーション・ラボ授業の様子(3年次生)

2020/11/05

イノベーション・ラボ授業(3年次生)

  コロナ禍のなか始まった本年度のイノベーション・ラボ。先生方は急なプラン変更に迫られたり、開講当初はリモートの授業で今後が不安でしたが、秋学期からは学外へのフィールドワークも開始され、7つのラボは順調に進んでいます!!

 ここで、2つのラボの現在の活動状況をご紹介いたします。

 

■学生が“社会にいいこと”をするラボ

 クラウドファンディング(CF)を活用して、学生のアイデアで岡山の社会的課題を解決することを目的としています。学生たち自身でCFの中身(「社会にいいこと」)を考え、資金を調達し、実現し、社会貢献を果たすのが目標です。 
 学生たちは、企画ごとに3つに分かれて活動しています。夏休み中から親子で楽しめる企画を考え、現在は本格的にクラウドファンデイングのプロジェクトページを制作しています。
 コロナの影響で様々なイベントがなくなってしまってる現状。それは私たち大学生も大人から子供まで同じです。幼稚園などでも運動会などのイベントも中止になり、親子でのイベントの機会が失われているということを耳にし、ラボで社会にいいことが何かできなかな?ということで、親子で楽しめる職業体験を3種類、企画しています!

1.デザイナー体験 
2.科学者体験
3.プログラマー体験 

 

 親子で楽しんでもらうためには、どんな工夫が必要だろう?メンバーで意見を出し合ったり、企業に支援をしてもらえないか交渉中です。
 クラウドファンディングのリターンを考えたり、イベント当日の流れをシュミレーションしてみたり…まだまだ、課題が山積みですが、親子の笑顔のために頑張っています!

 クラウドファンディングのプロジェクトページは11月初旬に公開予定です。

 

 SDGsラボ 

 このラボでは現在、岡山市のSDGsタウン化に資する新たな活動(啓発活動)として、SDGsの観点から学生と障害のある方々が一緒に岡山市内のバリアフリー状況を調査した結果を48枚の読み札にして「オンラインカルタ」のアプリを作成しています。今後、このためのクラウドファンディングを、学生が“社会にいいこと”をするラボと協働して行う予定です。

  1030日の授業では、山陽新聞社の記者の方が取材に来てくださりました。岡山弁で作成するカルタの文言の調整や、文言と写真との組み合わせ、施設の許可をとるためのメール・電話など、学生は手分けして活動しました。
 オンラインかるたゲームのアプリ制作に必要なクラウドファンディング(CF)の準備も大詰めを迎えています。いいことラボの学生はCFのリターン(返礼)の準備のため関係者と連絡調整を行い、両ラボが協力してCFの書きぶりや画像などのチェックを入念に重ねました。

文責:川島聡、上村真帆、木村真紀 写真:川島聡、上村真帆

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