キャンパスライフ

修士課程2020年度中間発表会

2020/08/10

2020年8月5日(水)、総合情報研究科社会情報専攻の中間発表会がA1号館8階のラボ室1で行われました。発表は、次のとおり、1年次生2名、2年次生2名です。4名とも専門はマーケティング分野です。

日時:2020年8月5日(水) 10:00~12:00
場所:A1号館8階 ラボ室1
10:00専攻長挨拶 大藪 亮
10:00~10:20洪 惠彬 (M1) 
10:25~10:45谷 慧士郎 (M1) 
10:50~11:20上村 真穂 (M2)
11:25~11:55申 ブン捷 (M2)
11:55閉会 大藪 亮

まず、大藪専攻長より、開会の言葉があり、1年次生から順に発表です。

トップバッターは、洪さん。研究テーマは「消費者ライフスタイルとブランド経験に関する研究:ミニマリストを対象に 」です。ミニマリストに注目して、消費者のライフスタイルとブランド経験の間にどのような関係があるかを明らかにしていこうというものです。

次は、谷さん。研究テーマは「地域活性化を目指すスポーツ事業の課題と展望」で、eスポーツによる地域活性化のあり方に関して、全国のeスポーツ大会の事例研究を通じて、その新規性を追究しようというものです。

3番目からは2年次生。上村さんは、「クラウドファンディングプラットフォームに関する研究」をテーマとし、クラウドファンディングに参加する人たちの社会貢献性や持続可能性志向などを調査し、社会的起業家がクラウドファンディングを行うことで、社会関係資本の強化や事業の持続可能性の向上にどうつながるかを明らかにしようというものです。

最後は、申さん。研究テーマは「東アジア越境ECと国際小売マーケティング:事例による考察」です。東アジアを舞台とする(ネットによる)越境ビジネスの展開を価値共創マーケティングという新たなマーケティングの研究射程で考察し、ネット小売国際展開の新しいフレームワークの構築を目的とするものです。

それぞれの発表には、フロアから多くの質問があり、どの発表も質疑応答の時間をオーバーするほど。1年次生には、研究の方向性に関するアドバイス、2年次生には、研究の目的や成果を厳しく問う質問が多く出ていました。1年次生はアドバイスを参考に研究を深め、2年次生は残りの半年でしっかり成果が出せるよう、がんばってほしいと思います。

最後に、大藪専攻長より激励の言葉があり、2020年度の社会情報専攻の中間発表会を終えました。

ところで、社会情報専攻は、経営学部の前身である総合情報学部社会情報学科の上にある大学院の修士課程です。来年の4月には、経営学部の上になる「マネジメント研究科・マネジメント専攻」の開設が決まりました。すなわち、社会情報専攻は、マネジメント専攻に移行することになります。現在、その入学生を広く募集しています。詳しくは、案内ページをご覧ください。

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