キャンパスライフ

イノベーション・ラボ:池田動物園「未来動物園を考えるラボ」

2019/12/22

 「未来動物園を考えるラボ」(以下、動物園ラボ)、初めてのレポートです!
 他のラボ同様、4月にスタートした動物園ラボもいよいよ大詰めの段階となってきました。もう12月、8ヶ月経つのは早いですね。

 12月20日は、現地、池田動物園内でのラボ授業です。今日は、私たちの動物園ラボをずっと取材していただいている「テレビせとうち」TSC NEWS5でメインキャスターをされている東條麻依子アナウンサーが取材に来てくれています。緊張します。
 夏前から実施してきた合計2,000人以上に亘る大掛かりな来園者や園児保護者へのアンケ―ト調査・分析の結果、私たち動物園ラボでは、とても大きなプロジェクトを3つ実行します。その3つのプロジェクトの実行のために、現地で企業や関係者の方々との打ち合わせが今日のメイン作業となります。残りわずか、学生も日一日と真剣な顔になってきています。

① まず一つ目の大きなプロジェクトは、【カメハウス】の建設です。詳細は後日、お話ししますが、園の入り口周辺に池田動物園さん念願の【カメハウス】を創るのです。これで子どもたちが大好きなカメと触れ合うことが可能となります。その打ち合わせに、建設を担当していただくライフデザイン・カバヤ(株)の城賀本さんに来ていただいて、学生との念密な打ち合わせが始まりました。下の写真の地面の白線で囲んだ部分に噂の【カメハウス】が建設される予定です、あくまで予定です(笑)。池田動物園の芦田先生(非常勤講師)も自然と力が入ります。

② 二つめの大きなプロジェクトは、下の写真の左右のテント部分に、子どもたちと動物園の『共創の場』を建設することです。どんな夢のある『共創の場』なのかは、こちらも後日、お話しします(笑)。『共創の場』も担当していただく城賀本さんとの打ち合わせも終盤になってきました。でも、次々に難題が湧いてきます。正直、学生には難解すぎます(笑)。

③ 三つめのプロジェクトは、池田動物園史上最大の人気者であった、3年前に亡くなった象のメリーちゃんと、岡山理科大学と言えば・・、そう恐竜。この2つを最新のデジタル画像で復活させようという、これまた、でかい話の(笑)プロジェクトです。当然ものすごいお金がかかります。でもやるしかない。でもお金はどうします(笑)。

 以上、近況報告でした。まだ乗り越えていませんが、このプロジェクトを乗り越えられたら、きっと私たち、すごい学生たちになるのかな・・・と夢見て、動物園ラボをがんばってます。
 そのうち、これらの資金調達のクラウドファンディングも始まります。日々精進でがんばりますので、みなさまのあたたかい応援をお願い申し上げます。

 ちなみに、今、池田動物園での一番人気は、ホワイトタイガーの「サン」ちゃん、6歳です。昨年9月に亡くなったホワイトライオンのハタリに代わって、群馬のサファリパークからやってきました。世界的に生息数が減少している野生のホワイトタイガーは、絶滅危惧種として指定されています。ぜひ、年末年始、池田動物園に行って、めっちゃ可愛いサンちゃんを観てください。

文・写真:上村真穂(修士課程1年)

 

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