連携プロジェクト
地域活性化に真面目に楽しく取り組むラボ(2021年度イノベーション・ラボ)
実施年 | 2021年度 |
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実施形態 | 3年次メイン演習科目「イノベーション・ラボ」によるPBL |
連携企業 | 岡山県、真庭市湯原振興局、(株)テイツー |
キーワード | 地域活性化、マンガ、廃校利用 |
参加学生 | 24名 |
参加教員 | 黒田正博、大藪亮 |
真庭市が、古本市場を運営する㈱テイツーから寄贈を受けた10万冊の漫画本を活用し、人口約470人の二川地区にある廃校となった旧二川小学校に「まんが館」をオープンすることとなり、本ラボではこれを起爆剤とした地域活性化につなげる施策立案に取り組みました。10万冊の漫画を活用してマンガ館のPRイベントを開催し、多くの人を二川地区に呼び込むことを目標とし、学生たちはマンガの棚入れから開館へ向けたサポートをし、PRイベントの企画や実施しました。
まずは旧二川小学校への訪問や、漫画を寄贈された㈱テイツーの方より、まんが館開館にかける地方創生活動の思いや構想について話をうかがうなど、学生たちはマンガ館開館にかける想いや現地を肌で感じることによってイベントの企画を膨らませていきました。企画したイベントは以下の4つです。
①10万冊の中から思い出を形に:思い出に残るシーンをプリントした品を自己制作する
②永遠に漫画を読める環境:コロナ渦でのキャンプ人気に着目し、校庭に貼ったでテント内で自由に1日中、思う存分漫画を読む
③非日常のワクワクを感じられる休日登校:宝探しスタンプラリー、ワークショップの実施
④縁日×マンガ館:イベントの相次ぐ中止から漫画にまつわる縁日を企画
11月に実施された「まんが館プレオープンイベント」では①③を実施しました。SNSでの情報発信も意欲的に実施し、真庭市振興局や二川地区住民の告知協力も経て多くの来場者を記録し、たくさんの笑顔を見られ、イベントは大盛況でした。本当にこの地区に人が集まるのか?と懐疑的であった地元の方々もいらっしゃいましたが、この企画の成功によって地元の方々も地域活性化について強い思いを持ってくれたと実感することができました。
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-過去の記事-
- 地域活性化に真面目に楽しく取り組むラボ①(旧二川小学校を訪問)
- 地域活性化に真面目に楽しく取り組むラボ②(「ふたかわミライエ」でワークショップ)
- 地域活性化に真面目に楽しく取り組むラボ③(学生コラム:二川マンガ館オープンイベント)