諏訪智昭

高校時代

受験にあたって悩んだことは？

将来の夢や目標、どういった人になりたいかなど、明確な目標がなかったので大学選びが一番の悩みでした。そのような悩みをもっていたことから、高校生までの勉強は今後の選択肢を広げるためにも、継続的な努力が必要だと思います。

経営学科を選んだ理由は？

漠然と経営に興味があったことに加え、経営学科では、経営だけでなく経済やマーケティング、データ分析など幅広い分野を学ぶことができるところに魅力を感じたため、経営学科を選択しました。

大学時代

大学生活のエピソードを教えてください

大学生活で頑張ったことは、サッカー部での活動・アルバイトです。
印象的な出来事は、部活動等を通して他大学との交友関係が広がり、旅行に行ったことです。また、大学の授業では、経営学科ならではのプロジェクト型の授業、イノベーション・ラボが一番実践的であり、多くのことを学ぶことが出来ました。

所属ゼミを選んだ理由は？

マーケティングの中でも、「企業が顧客に対しどのようなサービスを提供することが付加価値として評価されるのか」といったことに興味があったため、サービスマーケティングのゼミを選択しました。

ゼミではどんなふうに指導を受け、研究をしていきましたか？

参考文献や関連資料を調べ、グラフやマーケティングの分析手法を使った研究をするように指導を受けました。研究は担当教員の先生と論文の構成を考え、どのような視点で分析を行うかなど随時相談しながら進めることができました。

卒論のテーマは？

卒論テーマは、「なぜiPhoneは日本でシェアが高いのか」です。平成元年度末の日本の携帯電話普及率は、わずか0.3％でしたが、平成30年度末では114.7％まで伸びており、生活の一部として携帯電話の必要性が高まっています。参考文献を調べたところ日本のiOSのシェア率は、64.4％と世界一位です。世界と比べても圧倒的にiOSのシェア率が高かったことに疑問をもったため、このテーマを卒論テーマとし、研究を進めていきました。

経営学のおもしろさとは？

経営学の面白さは、幅広い分野について学べることです。経営・経済・マーケティング・データ分析など、ここでは書ききれないほど多くのことを学べます。イノベーション・ラボの授業では、実際の企業で働く社会人と連携してプロジェクトを進め、実際，自分達が考えたアイデアが採用された経験を得ることができ、経営学の面白さを体感することができました。

就活はどんなふうに進めていきましたか。そのときの学科や大学のサポートはどうでしたか？

大学３年生の６月上旬から、マイナビ・リクナビなどの就活サイトを利用し、夏のインターンに応募しました。夏休みが明けた１０月から３月までの約半年間、自分が興味をもった業界、気になった企業の説明会に参加し、「自分自身が将来どうなりたいのか、何をしたいのか」という自己分析を繰り返し実施しました。
理大のサポートとしては、キャリア支援センターに自己分析、面接練習のサポートをしていただき、学科の先生方には業界や企業の今後の将来性、どのような視点で企業を選ぶと良いのかというアドバイスをしていただきました

就活でのエピソード

就活では、主に大学生活を通して、何をし、何を得たかを問われたと感じています。資格勉強や、授業・部活動・サークル・アルバイトなど、全力で目の前のことに取り組むことが自分自身の頑張った証として、アピールできるのではないかと思います。

いま

現在の会社での仕事内容

預金・為替・出納業務を経て、現在は融資業務を担当しています。将来的には法人のお客さまの抱えている悩みに対して、融資だけでなくビジネスマッチングや事業承継など、幅広く課題解決を行う法人ソリューション営業に携わりたいと考えています。

ゼミや大学での経験で、現在の仕事で生かされていること

自分の価値観や世界観が広がったことが、現在の仕事に活かされています。大学生活は自分の時間があるため、私は好きなことや興味のあることに対して、さまざまなチャレンジをしました。また、授業を通して、自分とは違う考えをもった人と関わることで、自分の価値観や世界観を広げることができ、多くの方と接する今の仕事に活かすことができていると感じています。

最後に

経営を目指す後輩たちに一言

経営学科は、他学部・他学科に比べ、学生の人数も多く、優しく頼れる先生方もたくさんいます。また、授業面では、幅広い分野が学べるため、将来の明確な目標が決まってない人、経営・経済・マーケティングに興味がある人にピッタリな学科だと思います。是非、岡山理科大学経営学部経営学科で今後の人生をより良いものにしてください。