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連携プロジェクト

表町商店街活性化ラボ(2021年度イノベーション・ラボ)

実施年 2021年度
実施形態 3年次メイン演習科目「イノベーション・ラボ」によるPBL
連携企業 協同組合連合会 岡山市表町商店街連盟
協力 表町商店街の各商店の方々、岡山市、商店街周辺小学校など
キーワード 地域活性化
参加学生 23名
参加教員 水谷直樹、村松潤一、湯下薫 非常勤:矢部久智

表町商店街活性化ラボでは、23名のメンバーが6つのチームに別れ、フィールドワークを通して、様々な活動を行いました。

【プロモーションショップの運営】           
表町商店街は総延長が1km以上もあって、素敵なお店や魅力的な商品を扱う店が多数あります。ところが、個人商店がプロモーションを行うことは困難なため、知られていないお店がたくさんあって残念です。そこで、人通りの多いところで、商店街各店舗の魅力的な商品を紹介し、商品および店舗を知ってもらうプロモーションショップを運営しました。表町商店街北時計台で5日間営業し、多くのお客さんに来ていただき、商店街の魅力的な店舗を知っていただきました。


【こどもゼミの開催】                 
表町商店街を活気のある商店街にするには、若い人に来てもらうことが重要です。そこで、12月の2日間に、小学生に向けた楽しく面白い6種類のゼミを開催しました。大学が商店街でこのようなイベントを行うことで、地域への社会貢献にもなります。特に盛況だったのは体験型のイベントでした。また、冬休みの宿題を大学生がサポートするイベントにも多くの小学生に来ていただきました。そして、参加者と講演者の双方にアンケートを実施し、このような企画を継続して開催する意義を確認しました。


【TikTok を用いた SNS 情報発信】           
表町商店街は後楽園や岡山城に近いこともあり、コロナ禍以前、多くの外国人観光客が訪れていました。そこで、中国人向けに、コロナ禍が落ち着いたら表町商店街に来ていただこうと考え、SNS情報発信を行いました。配信メディアとして TikTok 中国版を利用し、中国語で岡山や表町商店街の魅力を紹介する1分以内の動画5本を制作して配信しました。閲覧数の多い動画は7,000ビュー、フォロワー数も1,000人を超え、予想以上の成果となりました。


【若者向け飲食店マップ】              
我々は、商店街で活動しているうちに、入ってみたいと思える店をたくさん見つけました。それにも関わらず、商店街に大学生が少ないのは、魅力を十分に発信しきれていないためです。魅力的に感じた8つの店を選び、お店の了解を得て、それぞれのおすすめポイントを紹介する三つ折りのパンフレットをデザインしました。若い人であればきっと関心をもってもらえると期待します。


【通行者属性調査】                 
コンピュータビジョン、人工知能などの技術を活用し、通行量調査を容易に実施できる環境を整えた上で、通行者の属性調査を企画しました。2021年124() 6() の3日間、朝、昼、夕の各1時間について、商店街の8地点で、延べ 26,000人の通行者属性を手分けして調べました。商店街の通行者は高齢者が多く、若い世代が少ないというイメージを抱きがちです。しかし、実際に計測すると、20代〜40代の通行者が多く、先入観にとらわれることなく調査する重要性を感じました。




【通行者および店主へのアンケート調査】       
表町商店街を通行する方々、そして商店主の方々に対してアンケートを実施し、現在の状況を調査・分析しました。通行者へのアンケートは 、商店街の中で、主としてインタビュー形式で商店街の利用について尋ねました。また、商店主の方々に対するアンケートでは、後継者の確保状況や今後の活性化の必要性などを調査しました。いずれも今後の商店街活性化の検討に重要な基礎データであり、まとめた資料を商店街に報告しました。


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