連携プロジェクト
岡山市内33駅バリアフリーマップ作成プロジェクト(社会情報学科連携プロジェクト)
実施年 | 2018年度 |
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実施形態 | 社会情報学科3年次有志 |
協力 | 岡山市都市整備局都市・交通部交通政策課、岡山市社会福祉協議会、岡山市身体障害者福祉協会 |
キーワード | 岡山市大学生まちづくりチャレンジ事業、都市整備 |
参加学生 | 社会情報学科3年生12名 |
参加教員 | 3名 |
岡山市の「平成30年度大学生まちづくりチャレンジ事業」参加プロジェクトにイノベーション・ラボセンターより社会情報学科(経営学科の前身)3年生12名が応募、参加し2018年7月から2019年2月まで取り組みました。
本活動は、学生が主体となり岡山市都市整備局都市・交通部交通政策課と岡山市福祉協議会と協働して進め、岡山市内33駅のバリアフリーの実態を調査し、障害のある市民・観光客がバリアフリーの状況を具体的に把握できる「バリアフリーマップ」を作成しました。この活動は障害のある人もない人も共に暮らしやすい岡山のまちづくりに寄与することを目的としています。
7月のキックオフ後、8月、9月とまずは社会福祉協議会よりご紹介いただいた車椅子ユーザーさんと共に市内の33駅の実地調査を行いました。炎天下の中の調査は非常に大変でした。そして10月~12月は33駅分の膨大な写真とチェック項目を整理しマップを仕上げていきました。冊子のデザイン、レイアウト、マップ図の作成も全て学生たちで行ったのでこれにはかなり苦労している様子でした。年が明け1月に学内にて行った協働者の方を招いたプレ発表会にてマップの要改善点等の様々なご意見、助言をいただき、それを参考に修正を行い完成を目指しました。ここで「動画のマップがあったら斬新だしいいよね」という意見があり「じゃあ作ろう!!」という事で急ピッチでGoProを片手に車椅子ユーザーの方と共に再び33駅を撮影して回りました。学生の行動力はすごいです!!
そして、2019年2月17日の最終報告会を迎え成果物、活動の発表を行いました 。今年度の参加14団体の中、審査委員長特別賞を受賞しました。
この岡山市大学生まちづくりチャレンジ事業では「学生が主体」「協働」が重視されています。今回の活動では学生が自ら協働者と密に連絡を取り、33駅を一緒に調査をしたり、アイデアを出し合ったり、成果物を作成したりと非常に精力的にプロジェクトを遂行しました。学生たちにとって協働者の方々との交流を通じて社会技能や社会的コミュニケーション能力を向上させるいい経験となりました。
本活動での最終報告会発表資料、成果物は下記にて公開しています。是非ご覧ください。
【最終報告会発表資料】■最終報告会発表資料
【「岡山市内33駅バリアフリーマップ」成果物】
■ バリアフリーマップご案内パンフレット
■ 岡山市内33駅バリアフリーマップ
■動画版バリアフリーマップ