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連携プロジェクト

エシカル消費を根付かせるラボ(2019年度)

実施年 2019年度
実施形態 3年次メイン演習科目「イノベーション・ラボ」によるPBL
連携企業 株式会社ありがとうファーム、Jam tun(ジャム・タン)
協力 岡山市市民生活局市民生活部生活安全課消費生活センター、岡山市市民協働局ESD推進課、消費者行政未来創造オフィス、JICA中国、株式会社イタミアート、井原鉄道株式会社、川崎医療福祉大学山中信幸教授、岡山県立一宮高校ユネスコ部、Q2Photos、岡山県国際交流協会、おかやまフェアトレードの会、公益財団法人福武財団、矢掛町手芸クラブ・ボランティアのみなさん、岡山県立矢掛高校生
キーワード SDGs、エシカル消費、商品開発、岡山市「令和元年度学生イノベーションチャレンジ推進事業」
参加学生 経営学科3年次生19名
参加教員 3名

概要(プロジェクト背景)

 国際社会では、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」(SDGs)のゴール12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」の一つとして、エシカル消費(倫理的・道徳的な消費)が今日注目されています。 エシカル消費は、人・環境・地域社会に配慮した消費と言われますが、まだ社会に十分普及していません。そこで、エシカルラボは、社会に必要で、ビジネスとしても成り立つエシカル商品の販売モデルを検討し、岡山市におけるエシカル消費の定着に貢献することを目的として活動しています。
  また、このラボは、2019年度の岡山市「令和元年度学生イノベーションチャレンジ推進事業」へ応募し、採択されました。


活動報告

1. 参加学生19名(3年次生)
2. 参加教員 3名   

3.活動内容
         
【アンケート調査】  
 5月18日の「おかやまフェアトレードデー!」で48件、5月24日の岡山市表町商店街の調査で170件を回収しました。その結果、フェアトレードやリサイクルなどに関連する商品についていえば、約30%が購買意欲を示すことが判明しました。もっとも、エシカル消費について(の内容を)知らない人は9割以上いました。商品に関する情報源はSNS、テレビ、雑誌がトップ3を占め、情報発信の必要性が分かりました。

【商品開発】
  アンケート調査の結果を元に、4つのグループに分かれて、各グループでエシカル商品のアイデアを出し、商品コンペを行ないました。コンペには、株式会社ありがとうファームや岡山市ESD推進課の職員の方々が参加しました。コンペの後、ありがとうファームとJam tun(ジャム・タン)と数回にわたって商品開発の意見交換と試作品の作成を行いました。株式会社イタミアートさんご提供の廃材を使った日傘、グリップカバー、手帳カバー、名刺入れ・カードケースの4種類を商品化することになりました。


<各商品の詳細> すべての商品を障がい者の方々が縫製しています
               
   ・ エシカル日傘
            セネガルのフェアトレード布を使用

               
  グリップカバー、手帳カバー
          廃材となるのぼり旗のはぎれを使用

               
               
             
     ・ 名刺入れ、カードケース
                皮の切れ端とセネガルのフェアトレード布を使用


【商品販売】
 ありがとうファーム主催のパラフェス(2019年10月12日、ルネスホール)でプレゼンと商品販売を、岡山県国際交流協会主催のフェアトレード交流会(同日、岡山国際交流センター)で商品販売を、それぞれ行ないました。2019年11月24日にESD岡山アワードでブース出展して商品の紹介をしました。また、2019年秋からありがとうファームの店舗で傘グリップカバーと名刺入れ・カードケースを販売しています。販売促進のために商品のチラシを2種類作成しました。

(1)チラシ片面バージョン

(2)チラシ両面バージョン

             
              【広報活動】  
 複数のイベントで、エシカルラボの活動を広く紹介する公報活動を行いました。エシカル消費の広報のために、動画を4種類、市内で開催された3つのイベントでは、延べ450人を対象に、動画上映を2回、活動発表を3回行ないました。岡山理科大学経営学部のSNSとホームページで、活動記事を30回ほど更新しました。新聞やテレビにも取り上げられました。

【レンタル事業】
 商品開発したエシカル傘のレンタル事業のモニタリング調査を10月1日~11月30日の間、矢掛町やかげ町屋交流館で実施しました。調査の結果、中高年女性の利用者が多かったです。デザインが良い、また使いたいなどの感想をいただきました。若い人にももっと利用してもらえるように、情報発信や広報の必要性を再確認しました。 2019年12月には、公益財団法人福武財団の協力を得て、犬島でエシカル傘のレンタルを行ないました。犬島を訪れた観光客の方に、エシカル傘についての意見をもらうことができました。デザイン・色柄は好評でしたが、傘の軽量化や料金設定などを検討する必要があることがわかりました。
                   
今後の展望
  本年度に開発したエシカル商品は、岡山市北区のありがとうファーム(https://www.arigatou-farm.com/)の店舗で販売されています。ジャム・タン(https://www.facebook.com/jamtun.africa/)がセネガルから輸入したフェアトレード布を、ありがとうファームの障害者の方々が縫製したエシカル傘は、ジャム・タンとありがとうファームが受注生産体制を確立して販売することを検討しています。このような連携した商品販売を継続しつつ、本年度試験的に犬島で行ったエシカル日傘のレンタル事業を、岡山市内で本格的に展開し、岡山市でのさらなるエシカル消費の普及・定着につなげていきたいと考えています。

 5.岡山市事業での結果
  2020216日に、岡山市勤労者福祉センターで岡山市「令和元年度イノベーションチャレンジ推進事業」最終報告会が実施されました。審査の結果、エシカルラボの活動が第1位(グランプリ)を受賞しました。



 

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