連携プロジェクト
学生が“社会にいいこと”をするラボ(2021年度イノベーション・ラボ)
実施年 | 2021年度 |
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実施形態 | 3年次メイン演習科目「イノベーション・ラボ」によるPBL |
連携企業 | 晴れフレ岡山 |
協力 | ブランチ北長瀬様、大和ハウス様、くらねら果樹園様、AOBA様、赤磐市農家の方々、その他県内農家の方々 |
キーワード | SDGs、耕作放棄地、フードロス |
参加学生 | 12名 |
参加教員 | 山口隆久 非常勤:鈴川康晴、金山泰久 |
学生が“社会にいいこと”をするラボでは、社会性だけでなく持続する仕組み化が必要であることに着目して、活動を行いました。
【取組1】耕作放棄地解決(4月-6月)
【取組1】耕作放棄地解決(4月-6月)
- 赤磐市の農家からの依頼を受け、社会問題である「耕作放棄地」の解決へ取り組みを行いました。
- 耕作放棄地問題解決として、ビジネスモデルを提案する。一つの場所でもかたちを変えて無限の可能性と価値があると発見し、エンターテインメントの場としての活用や、家族と動物の活用スポット、現地の事業者を巻き込む新たな事業の提案等を行いました。
- 岡山市主催のSDGsイベントに参加予定であったが緊急事態宣言で中止。9月には倉敷市立万寿小学校でSDGsイベントを実施しました。
- 子どもたちにSDGsを体験をしてもらい、SDGsは身近で日常と繋がっているからこそ継続しやすいという点を伝えました。その後体験した小学生が倉敷市で同様の内容のイベントを実施し、ラボでの啓蒙活動の波及効果を確認しました。
- これまでの調査とイベントの体験により自分達が身近に感じた社会課題「フードロス」を独自のアイデアで解決を目指します。
- 飲食店や果樹園を巡り食品廃棄物や規格外品の調査を行い、廃棄される要因の一つの「販路」へ着目しました。
小規模生産事業者の多く余剰商品を小口販売するチャンネルを持ち合わせていない点、既存の販路では消費者との結びつきが弱く、販売量を増やしても既存販路だけではブランディングの確立が難しいという事を知りました。生産者側の課題と消費者の生活を結びつけることが必要であると思い企画を立案・実施しました。 - 課題解決のアプローチは、イベントから学んだ「誰かに伝えたくなる体験」をテーマに、①生産者と消費者、②子供から大人(家族)へ体験を通し価値を伝える体験型イベントを行いました。費用はクラウドファンディングで調達しました。
- 企画内容は、キッザニアをモチーフとした職業体験を行いました。タイトルは「家族でフードロス解消!おしごと体験教室」としました。
- 廃棄される野菜を100%活用したハイブリッド石鹸・インクの作成
- 規格外フルーツを使った6次産業体験