連携プロジェクト
学生が“社会にいいこと”をするラボ(2020年度イノベーション・ラボ)
実施年 | 2020年度 |
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実施形態 | 3年次メイン演習科目「イノベーション・ラボ」によるPBL |
参加学生 | 経営学科3年次生20名 |
参加教員 | 山口隆久、山形眞理子 非常勤:鈴川康晴 |
今回の課題は、昨今の企業価値は、利益はもちろん、環境や社会に対してどれだけの価値を生み出しているかで評価される時代であることを背景にし、経営学の中で価値のデザイン(設計)を研究する事を目的とし、ビジネスが社会的な問題を解決するのに役立つかどうか、社会的な価値+経済的価値を生む仕組みを学び、ストーリー化による価値設計を行い、CF(クラウドファンディング)という手段で実証する、というものでした。
そこで、本ラボは、下記の3つのプロジェクトを進めました。
- SDGsラボ共同プロジェクト「岡山SDGsオンラインかるたゲームを制作したい!」
- 社会にいいことラボ単独プロジェクト「SDGsでお仕事なりきり大学」
- 社会いいことラボ 依頼プロジェクト「ネパールこどもプロジェクト」
活動の内容として、②当ラボ単独で行った、「SDGsでお仕事なりきり大学」を紹介します。
プロジェクトの背景として、コロナの影響で様々なイベントが中止となり子供たちの遊び場や思い出作りが出来ない状況であることを耳にし、親子で体験できる思い出作りの場を提供したい!という思いから始まりました。コンセプトは、廃材を利用し再資源化に価値を積み上げることとし、プログラム開発、科学者実験体験、エコバッグ製造体験、恐竜コース、と理大生ならではの内容である4つのコースを企画し、廃材などを利用した職業体験を親子でしてもらい、SDGsの理解を深めてもらうイベントを学生主体で行うことが決定しました。
企画・計画も行われ、クラウドファンディングはすでに達成されましたが、感染症拡大の状況により、まだ実現は出来ていません。いつかイベントが行われる日がくることを私たちも楽しみにしています。