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データサイエンスラボ報告③(スポーツデータサイエンスコンペティション)

2024年01月07日イノベーション・ラボ

データサイエンス・ラボは外部団体主催データ分析コンペティション参加型ラボとして、今年度も
①統計グラフコンクール
②和歌山県データ利活用コンペティション
③スポーツデータサイエンスコンペティション
に参加しました。
ここでは、③のスポーツデータサイエンスコンペティションへの取組結果を報告します。

これは、日本統計学会スポーツデータサイエンス分科会と情報・システム研究機構統計数理研究所が主催するもので、一昨年度も参加しました。データスタジアム株式会社から提供される野球、サッカー、バスケットボール、柔道、MLB(大リーグ)のスポーツデータの分析を競うもので、われわれはサッカーデータの分析に挑戦することにしました。9月30日にエントリーし、実際の分析は、②の提案を提出した直後からとりかかりました。

ファイルサイズは全部で3GBほどで、多いデータで100万行あります。
われわれは、J1の95試合のボールタッチをベースにしたプレーデータを用い(50万行ほどあります!)、ポゼッション型かカウンター型かの大きく2つに戦術タイプを分け,その分類から成績や効果的な戦略へつながる要因について考察することにしました。
その結果、戦術が4つのタイプに分けられ、年間平均成績からポゼッション型のチームが好成績を収めていること、ポゼッション型のチームはゴールキックからこま目にパスをつないでいることがわかり、ゴールキックからのパス回しが勝利への有効な手段となりえることを結論としました。
この内容を11月23日に提出し、結果を待ちました(待っている間に②の一次審査結果が届き、こちらは通過となりました)。

12月9日、結果が届きました。参加チームは、全国の大学から90チーム以上が参加する大きなコンペとなり、われわれは、ポスター発表として、最終審査会に進むことになりました。ポスターとその宣伝用のライトニングトーク動画を提出する必要がありますが、和歌山コンペの最終審査会がありましたので、それを終えてからの作成となりました。


使用データおよび結果公表の権利の関係上、ポスターはイメージだけご覧ください。

1月6日と7日が最終審査会です。6日全日と7日の午前が口頭発表、7日の午後からポスター発表のコアセッションで、オンラインで参加しました。ポスターセッションは2時間で、Zoomのブレイクアウトルームを利用しての実施でした、来てくださった方への説明やその方々からの質問に答え、有意義な時間を過ごしました。

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