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データサイエンスラボ②(和歌山県データコンペ:最終審査会)

2022年12月26日イノベーション・ラボ

秋学期に入って、「データサイエンス」ラボは、いよいよ公募型のデータ解析コンペティションに参加します。今年度は2つのコンペに参加することにしました。1つは「第6回和歌山県データ利活用コンペティション」、もう1つは「令和4年度データ解析コンペティション(経営科学系研究部会連合協議会)」です。その「第6回和歌山県データ利活用コンペティション」は、応募作品が最終審査に残り、先日、最終審査会を終えましたので、レポートします。

このコンペティションは、総務省統計局や統計センターと共に、「日本のデータ利活用拠点」を目指す和歌山県(和歌山県データ利活用推進センター)が、次世代の日本を担うデータサイエンス人材を育成するために、全国の高校生、大学生等を対象に、データを利活用した行政課題を解決するアイデアを募集するものです。

今年度のテーマは、「人口減少社会における人や企業をひきつける地域づくり」です。我が国の人口は2008(平成20)年をピークに減少局面に入り、特に、地方では、若者の都市部への流出がとまらず、人口減少がさらに加速しています。このような中、新型コロナウイルス感染症の蔓延とそれに伴う新しい働き方や生活様式の浸透により、地方移住やワークライフバランスの充実について人々の関心が高まっています。まさに今、地方にとって、地域の魅力や強みを活かして人や企業を呼び込み、地域活性化につなげていく絶好の機会が到来しています。そこで、横暴者のゆかりのある地域の現状・課題をデータに基づき分析し、これからの新しい地域づくりの施策を提案するものです。
締切の10月21日に向けて、約1か月、少しあせりながらとりかかりました。

    公的データなど、さまざまなデータから、地方の問題点などを洗い出し、人や企業を地方に引き付けるための提案としてできあがったのは「総合型サテライトオフィス-地方移住促進に向けて-」です。
    活力の低下、空き家問題、自然を感じられる環境、仕事が続けられる環境、移住先の人間関係、利便性の確保といった問題点を解消する施策として「総合的サテライトオフィス」を提案することにしました。岡山県の矢掛町の取り組みや可能性のある地域として備前市などを取り上げ、その効果などをまとめていきました。そして、締め切り日の10月21日に、チーム名「チーム探Qくん」として提出しました。

    (提出をした後は、もう1つの経営科学系の「令和4年度データ解析コンペティション」のデータ分析にとりかかります。12月3日が中間報告会ですので、それまでに基礎的な集計は終えておこうというものです。)

    そして、提出したプレゼン資料に対する一次審査があり、11月末に連絡がありました。

    一次審査通過!!

    最終審査会へ進むことになりました!
    応募総数は、高校生181件、大学生44件、計225件。高校、大学それぞれ7件が選ばれますので、225件の上位14校に入ったわけです(大学の中では44件のうちの7件)。やりました! これで、最終審査会の12月17日(土)は和歌山へ出かけることが決定しました。
    ということで、最終報告会の準備です。提出したパワーポイント資料を基に、修正を加え、1週間前の12月9日に再提出します。当然、当日の口頭発表に使うパワーポイントですから、9日までに発表シナリオも完成させる必要があります。もう1つのコンペもありますから、大忙しとなりました。
    まず、12月3日までは、経営科学系のコンペの中間報告会に集中し、それが終わってから、9日に向けて、和歌山コンペの準備です。ちょうど、昨年度参加した4年次生にもシナリオやスライドをチェックしてもらいます(下:写真左)。9日にパワーポイントファイルを提出した後は、発表リハーサルです(下:写真右)。14分間で発表します。

    12月17日(土)。いよいよ本番です。午後、大学7チームの6番目、15:40からです。発表の様子は、YouTubeで生中継されます。緊張しつつ、少しバタバタしところもありましたが、時間ピッタリに終了。その後の審査員のみなさんからの(厳しい)質問にも対応し、発表を終えました(下記はYouTubeのキャプチャ画面です)。

    あとは、審査結果を待つばかり。果たして今年度は・・・?
    まず、協賛企業賞が順に呼ばれていきます。ずっと名前が呼ばれず、ドキドキしましたが、協賛企業賞の最後に名前が呼ばれ、

    和歌山県統計協会賞

    をいただきました。副賞は図書券5万円分です。
    昨年度は、第2位にあたる「政策アイデア賞」でしたが、今年度はその1つ下とはいうものの、全国44大学より選ばれたのは素晴らしいことだと思います。

    当日の様子は、

     第6回和歌山県データ利活用コンペティション(https://data-utilizing.telewaka.tv/

    で見ることができます。また、和歌山県データ利活用コンペティションのページは

     和歌山県データ利活用コンペティション

    です。

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