イノベーション・ラボとは
2023年度「イノベーション・ラボ」一覧
スポーツで地域活性化ラボ
担当教員:渡辺 圭史、石田 恭生、岡田 康太
連携先:(株)山陽新聞社、テレビせとうち(株)、岡山シーガルズ(株)、(株)リゾーム
課題:岡山県を中心としたスポーツチームと共に、地域の活性化を図る。
取組概要:
- スポーツと地域の関わりについて理解する。
- 岡山シーガルズを主体として岡山県の地域プロモーションを行う。
- スポーツに参加する人を増やすことを目的とした NPO の立ち上げに貢献し、年度内での運営開始をめざす。
- スポーツ解析などに関連するイベントを企画・運営する。
- プロスポーツチームの観客増員に貢献する企画を提案する。
スポーツアナリティクスとの掛け算でワクワクを拓くラボ
担当教員:久永 啓
連携先:ファジアーノ岡山、その他スポーツ関連組織
課題:「スポーツを『する』『みる』『ささえる』」に関する課題に対し、スポーツアナリティクスの思考と手法を使った解決方法の実践にチャレンジすること
取組概要:
- スポーツアナリティクス、データ活用、組織マネジメント等に関する知識やスキルを学ぶ(書籍や web 資料、トップスポーツ関係者の講義等から)
- 連携先の生の声を聴き、その課題解決に対して学生が主体的に取り組む実践を行う(パフォーマンス分析、データ活用、組織マネジメント実践等)。
- <2022 年実施例>ファジアーノ岡山/トライフープ岡山の試合観戦をより楽しむための分析実践(事前分析 → 現地での試合観戦 → 振り返り)
スポーツマネジメントラボ
担当教員:林 恒宏
連携先:岡山県サッカー協会、丸田産業、カヌーパーク岡山など
課題:①競技団体によるスポーツ競技の普及や強化に関わる事業の推進
②スポーツツーリズムによる地域活化
取組概要:
- 岡山県サッカー協会主催の競技会の運営支援
- 岡山県サッカー協会が行う普及や強化に関わる事業運営支援
- 丸田産業が運営する電動キックボードやバイクレンタルに関する事業支援
- カヌーパーク岡山の行うカヌープログラムの体験および運営支援
商品化を目指して企画提案するラボ
担当教員:本下 真次
連携先:S カレ(Student Innovation College)
課題:大学は違えどもマーケティングを学ぼうと志を同じくする若い仲間たちが、互いに助け合い、切磋琢磨し、実際の商品化を目指して企業に企画提案すること。
取組概要:
- S カレは、実際に商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジです。
- 2022 年度は、31大学 36ゼミ 531名の3年生が、ゼミ対抗で、8テーマの商品企画を行い、発売を目指しました。(本学は 2023 年度から初参画)
- 各テーマで1位になったプランは、実際に商品化を進めます。翌年9月末までに商品化達成(実際に発売)のチーム(4年生)には優秀賞が授与され、同時に、総合優勝戦のファイナリストとなります。
- 2023年度は、以下の予定です。4月:テーマ提示、5月:チーム配分、6~9月:企画、10月14日(土)「秋カン」オンライン(目白大学)、 12月9日(土)or10日(日)「冬カン」近畿大学(大阪府東大阪市)
門前みなとまち西大寺のまちづくりに参加するラボ
担当教員:宮脇 靖典
連携先:岡山情報文化研究所、岡山商工会議所、西大寺地域活性化協議会
課題:古くから観音院の門前町であると同時に、かつて北前船寄港地として港町でもあったと考えられる西大寺地域(岡山市東区)が「門前みなとまち」をめざすまちづくりに、大学生の立場と知恵を最大限に活かして参加すること。
取組概要:
- 西大寺地域の現地取材を通じて、その現状と歴史に対する理解を深める。
- 門前町と港町の歴史的視点から、他地域のまちづくりの事例を調べる。
- スピリチュアル・ゾーン等、門前町としての今日的価値を探究する。
- 北前船寄港地ネットワーク等、旧港町としての今日的価値を探究する。
- 西大寺地域のまちづくり関係者に対する提案あるいは活動協力を行う。
日本一高いトウモロコシの販売戦略を企画・実践するラボ
担当教員:藤原 美佳
連携先:株式会社いぶき、岡山青年会議所
課題:(株)いぶきで生産されるトウモロコシを高級ブランド化し、日本一高く販売するための施策を提案すること。
取組概要:
- トウモロコシの生産過程や販売戦略について知識を深めます。
- (株)いぶきで生産されるトウモロコシの特徴を理解します。
- 農作物の高級ブランド化についての事例研究を行い、(株)いぶきに最適なブランディングの方策について検討します。
- 岡山青年会議所の仕事カレッジに参加し、成果報告(中間)を行います。
表町商店街活性化ラボ
担当教員:水谷 直樹、塚常 健太
連携先:岡山市表町商店街
課題:小売の現場でビジネスを追求し、実践の中から経営学を学びます。表町商店街の協力のもと、商店街の活性化に取り組みます。持続的に発展させるアイディアを提案し、事業として推進可能な提案は積極的に実行します。活性化への貢献を検証と、方策のさらなる改善提案までを目指します。
取組概要:
- ラボ参加学生を少人数のチームに分け、チーム内のディスカッション、教員へのプレゼンテーションを繰り返して、活性化策を具現化し、成果を評価します。
【これまでの実践】
1) プロモーション店舗の運営
2) 大学の地域貢献としての子供向けイベントの開催
3) 通行者2万人属性調査
4) 通行者と経営者への聞き取り調査
5) プロモーション動画の制作と配信
6) 若者向け飲食店マップの制作
7) 道路への距離表示による’ハレノワ’へのメインストリート化
学生が創るこれからの金融教育ラボ
担当教員:松村 博行、湯下 薫
連携先:岡山市内小学校、備前市公民館活動課など
課題:小(中)学生を対象とした金融教育プログラムを,学生自身の経験やアイデアに基づいて立案し、これを出前授業として実施する。
取組概要:
- 学生自身の金融リテラシーを高めるレクチャー
- 小学校で実施されている金融教育の現状分析
- 金融教育プログラムの立案とトレーニング
- 小学校や公民館などでの出前授業
- 岡山市学生イノベーションチャレンジ事業への応募
学生が“社会にいいこと”をするラボ
担当教員:山口 隆久、髙橋 良平
連携先:晴れフレ岡山
課題:法人(ベンチャー起業)設立・クラウドファンディング等を活用して、学生のアイデアで SDGsの実現や社会貢献を果たす。
取組概要:
急激な社会の構造的変化に即した地域課題解決への大学の知的貢献が目的。結果として、大学の知見を社会に還元したい。学生自身が考える「社会にいいこと」を 資金調達、契約等の手続を自らの手で進め実現する。大勢の方々を笑顔にするラボ。具体的には、学生がプロジェクトオーナー(プロジェクト開催者)となり、SDGsの推進、フードロス問題の解決など社会が抱える課題解決に向けての取り組みを実施する。倉敷アリオイベント広場で、SDGsイベントを企業とのタイアップで開催。地域の中学生と地域課題解決に向けての活動を予定。それらの資金調達に関してはクラウドファンディング等を活用する。また法人立ち上げ等をおこない、知識だけでなく「実体験」として蓄積でき、併せて社会貢献まで果たすことができる。“いま”、の時代には欠かせないマーケティング手段を身につける。
地域活性化に真面目に楽しく取り組むラボ
担当教員:黒田 正博、大藪 亮
連携先:真庭市湯原振興局
課題:真庭市ふるいち二川マンガ館を軸とした地域活性化の提案をすること。
取組概要:
【春学期(夏休みを含む)の活動】- 秋に開催予定の「ふるいち二川マンガ館」のイベント企画と集客のためのSNSを活用したPR方法の提案、イベントにおいてのブースの運営をおこなう。
- ふるいち二川マンガ館」と併設する「みらいづくりセンター」を利用した地域住民との交流を含めた地域活性化のためのアイデアを提案する。
倉敷市児島における若者を意識したまちづくりを考えるラボ
担当教員:鷲見 哲男、張 善会
連携先:倉敷市役所、倉敷市児島産業産業振興センター
課題:日本屈指の繊維産業の集積や瀬戸内の豊かな資源、公共交通の結節点など児島地区の強みを活かした、児島の新しいまちづくりを学生の目線で提案すること。
取組概要:
- 倉敷市児島地区の歴史や現状を把握し、強みや課題を認識する。
- 生活と観光の視点でまちづくりの事例研究を行い、企画立案能力を高める。
- 児島地区へのフィールドワークを通じ、企画立案に取り組む。
- 他地域のまちづくりの事例をフィールドワークにより確認。
- 地域のイベント等への参画を通じ、課題解決の糸口を探る。
データサイエンス・ラボ
担当教員:森 裕一
連携先:外部団体主催データ分析コンペティション参加型
課題:学外の公開コンペとして開催される「統計グラフコンクール」や「データ解析コンペティション」に参加し、そこで課される実データに基づく課題を解決します。
取組概要:
【春学期】- 分析ツールと基本的な統計手法の習得
- 統計グラフコンクール(岡山県)に参加(優秀作品は、全国大会へ)
- データ解析コンペティションに参加(優秀チームは、最終審査会や全国大会へ)
- 分析の進行とともに、必要な統計手法等の情報収集と学習
ソーシャルスキル・ラボ
担当教員:横山 ひとみ
連携先:−
課題:ソーシャルスキルトレーニングプログラムの開発とその実践
取組概要:
- 大学生の得手不得手な対人場面の調査と分析、大学生に求められているソーシャルスキルの調査
- ソーシャルスキルトレーニングの実践例の収集および内容分析
- 大学生の視点によるソーシャルスキルトレーニングプログラムの方針の確立とプログラムの開発
- ソーシャルスキルトレーニングの試行的な実践(および効果性の検証)