イノベーション・ラボとは
2019年度「イノベーション・ラボ」一覧
未来動物園を考えるラボ
担当教員:山形 眞理子
連携先:株式会社 池田動物園
取組概要:
私たちのラボは経営学や統計解析の手法を用いて、岡山県を代表する動物園である池田動物園の活性化につながる企画や提案を行おうとしています。経営学科の学生30名、教員2名、ファシリテーター(大学院生)2名、そして池田動物園関係者がチームを結成し、動物園経営が抱える課題に取り組んでいます。クラウドファンディングやIT技術も活用しながら新しい価値を創造し、池田動物園の未来を創っていければと考えています。
若者が集まる場の創造ラボ
担当教員:大田 靖
連携先:協同組合連合会 岡山市表町商店街連盟
取組概要:
「若者が集まる場の創造ラボ」は、学生をはじめとし多くの人々が表町商店街を身近に感じ利用できるようなプランを創出し、そのプランの妥当性を検証・提案するラボです。さらに、本授業課題を解決するために、できる限り表町商店街、その周辺施設、及び他の商店街などにフィールドワーク等を通して積極的に触れることを重視し、特に学術・文化に新しい価値を置いた、大学と共に進む地域密着型の商店街の形を創造することを目的としています。
エシカル消費を岡山に根付かせるラボ
(通称「エシカルラボ」)
担当教員:川島 聡
連携先:岡山市市民生活局市民生活部生活安全課消費生活センター
岡山市市民協働局ESD推進課
株式会社 ありがとうファーム
jam tun(ジャム・タン)
取組概要:
※岡山市学生イノベーションチャレンジ推進事業の参加事業です。
人や社会、自然環境などに配慮した消費は、エシカル消費と呼ばれます。エシカル消費は、全世界的にきわめて重要な意味を持つものであるが、岡山ではこの概念はまだあまり知られていない。そこで、エシカルラボでは、さまざまな連携先と協力して、岡山におけるエシカル消費の意義を検討しつつ、新たなエシカル商品の開発と販売、その普及のための動画作成などを通して、エシカル消費を岡山に根づかせることを目的に活動しています。
引退競走馬で地域を元気にするラボ
担当教員:志野 敏夫
連携先:認定NPO法人サラブリトレーニング・ジャパン
吉備中央町
取組概要:
このラボは、日本で唯一の、引退した競走馬を再トレーニングして活用しようという活動を行っている、認定NPO法人サラブリトレーニング・ジャパンと、それが所在する岡山県吉備中央町とともに地域振興を図るラボです。サラブレッドを見たこともなかった私たちは、トレーニング中の馬房のお手伝いをしたり、このほかの吉備中央町で活動されている様々な方々に教えをいただいたりしながら、吉備中央町を元気にするアイデアを模索しています。
私たちのメディアを創るラボ
担当教員:八木 一郎
連携先:株式会社 山陽新聞社
取組概要:
テーマはメディアを使ってどう伝えるか−。新聞社と連携した取り組みということですが、紙媒体にこだわらず、新たに「私たちのメディア」を創造し、情報発信に挑戦していきます。
学生たちは、取材や記事の執筆、紙面づくりといったニュース編集の基本的なことを、新聞を通して学んでいます。そのために山陽新聞の本社(岡山市北区柳町)と一般の見学施設を併設した工場(岡山県早島町)を見学し、そこでの見聞を新聞形式にまとめて、発表しました。春学期のまとめとして、他の6つのラボを取材して紹介する「ラボ新聞」(仮称)の作成にも取り組んでいます。
クリエイティブを形にするラボ
担当教員:横山 ひとみ
連携先:株式会社 読宣岡山
株式会社 電通西日本
取組概要:
クリエイティブを形にするラボでは、マーケティングや心理学を専門とする教員の指導のもと、先端的な企業である読宣や電通のクリエイターの指導のもとに、通常ではなかなか経験できないプロジェクトを立ち上げ実践するラボです。学生ならではの感性と強みを生かし、問題意識を持って課題の解決策を考え、学生ならではの各々の感性や創造性、強みを、制作物に一体化することで、様々なアイディアを実践、表現してゆきます。そして、成果物として世の中に発信します。
会計ファイナンスの「力」ラボ
担当教員:岡部 勝成
連携先:玉島信用金庫
取組概要:
本ラボは、玉島信用金庫の資格取得研修(日商簿記,ファイナンシャル・プランニング技能士(FP))を通じ、受講者のモチベーションの向上ならびに、その醸成につながる仕組みづくりについて提案し、実際に金庫職員の資格取得を目的とした研修を模索しながら継続的に行います。