【1】 母集団Aから9個の標本を取り出したところ,XA={6,7,8,9,10,11,12,13,14}であった。このとき,母平均の不偏推定量と母分散の不偏推定量(不偏分散)を求めよ。
同様に,母集団Bから9個の標本を取り出したところ,XA={2,4,6,8,10,12,14,16,18}であった。このとき,母平均の不偏推定量と母分散の不偏推定量(不偏分散)を求めよ。
【2】 次の問に答えよ。
(1) ある店で売っている10枚のピザの直径を調査したところ,平均12.5インチ,標準偏差3.5インチであった。このとき,この店のピザの直径の平均の信頼区間を信頼係数99%で求めよ。ただし,ピザの母集団は正規分布しているとする。
(2) ある寿司店のハマチのネタの重さ100カンを調べたところ,平均15g,標準偏差1.8gであった。このとき,この店のハマチのネタの重さの平均の信頼区間を信頼係数95%で求めよ。
(3) ある袋ものの"あられ"の重さの分散は121gであることがわかっている。今,その製品30袋を取り出したところ,平均が120.3gであった。この製品の重さの平均の信頼区間を信頼係数95%で求めよ。
(4) ある店で売っている10枚のクレープの重さを調査したところ,平均25g,標準偏差3.5gであった。このとき,この店のクレープの重さの平均の信頼区間を信頼係数99%で求めよ。ただし,クレープの母集団は正規分布かどうかはわからない。
[参考] 再掲
や
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↓
としたときの各値
場合分け | 式の各値 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
母平均μ | 母分散 | 標本数 | 分 布 | A | B | C | D | ||
95% | 99% | ||||||||
未知=これを推定する(区間推定) | 既知(そのまま利用) | - | 正規分布 | 標本平均 | z 0.025=1.96 | z 0.005=2.58 | 母標準偏差の値 | (推定する) | |
未知(不偏分散で代用) | n>30 | 正規分布 | 不偏分散の平方根 | ||||||
n<30 | 自由度n−1のt分布 | t 0.025(n-1) | t 0.005(n-1) |