経済を理論的に分析し、社会の問題を考察
ヒト・モノ・カネの動きを理論的に分析。社会が直面する問題について考察を重ね、解決に導くための提言に挑む。
研究キーワード:地域経済学/マクロ経済学/計量経済学
経済学博士
2013年、北海道大学大学院経済学研究科博士課程を修了し、博士(経済学)の学位を取得。同課程専門研究員・博士研究員、北海道公共政策大学院博士研究員、公益財団法人環日本海経済研究所研究員を経て、2019年10月より岡山理科大学経営学部講師。
経済学は経営の素地
私が研究対象とする中華人民共和国(以下中国)は、古い、でかい、多様であるという特徴があります。経営の分野でも華為やZTEに代表されるような先端産業分野の企業もたくさんあります。華為のような企業がいかにして生まれたかも経済学の一つの分野ではありますが、経済学ではより広く、企業や消費者をより一般化・単純化して国が発展するためには企業がどのようにふるまうことが望ましく、それを達成するためにはどのような政策が必要なのかを追求したりもします。政策は大企業だけを見て実行されるわけではなく、中小・零細企業全体に目が行き届いていなければなりません。
中国31の省を対象に政策と地域、消費者と企業の関係を考察し、合理的な経営を行う前提が政策により整えられているかどうかということを対象に研究を行っています。
縁
映画鑑賞: 日常生活では感じられない思いや経験を疑似体験して、自分の中に落とし込む作業として自分の中では大事な活動です。